TAKE Peace Projectとは

被災地のために、
先の自分の地域のために、
いま竹あかりでつながろう

2011 年に東北でおきた震災、そして2016 年におきた熊本での震災…
悲しい出来事はいつも突然でした。
ただ、その現状に負けず、前に進む人の優しさと強さも見てきました。

その経験を活かして、安倍昭恵夫人と福島の地域プロデューサー本田勝之助氏が
発起人となり立ち上げたTAKE Peace Project。
日本全国、「いつ」「どこで」起きてもおかしくない突然の自然災害に対し、全国地域の人々と
各地のキーパーソンが連携し、協力体制のもと、災害時の迅速な支援体制を持つこと。
災害を予知することができなくても、避けることができなかったとしても、普段から日本全体が、
強靭でしなやかな竹のように「根っこ」で繋がる“未来への備え“をコンセプトに立ち上がりました。

美しい「竹あかり」を平和の象徴と捉え、竹あかりの地域開催支援や
全国キーパーソンサミット(アワード)、ドネーションの3つを柱に活動しています。
全国の各地域で「竹あかり」を開催することによって、そこから地域のキーパーソンが誕生します。
そのキーパーソン同士が全国で繋がり「備災ネットワーク」※を築いて行きます。

私達は、地域と人々の心を明るく灯す「竹あかり」を通じて、
世界の平和と全被災地の復興に寄与できればと考えています。

※ 災害に備えるという意味での造語です。

発起人からのメッセージ

竹林のように、
しなやかで強く、逞しく

TAKE Peace Project 実行委員長 本田勝之助

本田屋本店四代目代表取締役
日本遺産プロデューサー

東日本大震災。天災に打ちのめされた東北は全国から大きな支援を受けました。
復興に向けて取り組む私は、多くの方から後押しを受け、様々な機会に恵まれ育てていただきました。

未曾有の危機に直面した東北では、多くの若者が立ち上がり、心ある方々と結びつき、
被災地の未来を担う力となっています。

これ以上、被災地と呼ばれる地域が出ないことを誰もが願いましたが、熊本の震災が起きました。
熊本震災で頑張りを見せた若い力のひとつがちかけんメンバーでした。
東日本大震災の経験を活かした東北からの支援とも結びつきました。
熊本と東北。離れているけれど同じ根っこで繋がっている、傷ついた土地に根ざした兄弟です。

地震列島とも言われる日本では災害は避けられないかもしれません。
しかし、繋がることで回復できることもあるし、備えとなります。

地域に根をおろし明日を担う若手を全国で発掘し、つなぎ、支援しようというのがTPPです。
いつか日本全国が同じ根っこで繋がったひとつの竹林のように、しなやかで強く、逞しくなるように。
日本中に志あるたくさんのたけのこが芽吹くように。
復興の道半ばにある方々のために、これからの備えとなるように。
願いを込めて、竹あかりに火を灯しましょう。